Endless Summer

日記や本の感想など

2024/2/4

10時頃起床。たっぷり寝た。寝ている間に汗をかいたような感覚があり、そのおかげか体がずいぶん楽になった。

今日は午後から短歌の歌会に参加することになっている。昨日の体調不良と今日起きるのが遅くなったのでキャンセルしたい気持ちでいっぱいだったが、迷っている間に直前になってしまったので諦めて行くことにした。数分遅刻したが始まったばかりのところだったので一応セーフ。

歌会には初めて参加した。まず参加者は事前に主催者に短歌を提出して、主催者がそれを匿名のリストにしておく。参加者はそのリストを見て自分以外の好きな短歌に点を入れ、点を入れた人はどう詠んだのか、何が良かったかなどをコメントしていく。最後にそれぞれの作者が明かされ、詠み手が自作について解説をする。このような流れであった。参加者は主催者であるプロの歌人のほか、自分も入れて参加者が7名。リストには8首の短歌があった。正直なところどれもあまりピンとはこなかったのだが、3つ選ぶよう言われたので素早く決めた。

点を集計すると自分の作品は3位であった。点を入れてくれた人の評価を聞くのは気恥ずかしいが深く読んでもらえるとありがたくもあり、普段こういうことはなかなかない。他の短歌も人の解釈を聞くと良さが分かることがあり、人と一緒に読み合わせることの利点を実感した。参加者は年寄りばかりかと思っていたが高校生と大学生が1人ずつ参加していた。年上はともかくかなり年下の人と関わる機会は日常にないので新鮮だった。発言を聞くといかにも若い感じもあり、一方で共感するような内容もあり、刺激になる。点数は2位が大学生で、2位に大差をつけた1位の短歌は主催者の作であった。プロは流石である。大学生は長崎からわざわざこのために東京に出てきたらしく、場がざわめいていた。行動力がすごい。その後は今橋愛さんの短歌を読み合って終了。参加者同士は顔見知りも多いらしくぽつぽつと世間話に興じていたが窮屈なムードはなく、それなりに居心地のいい空間であった。この会に限らずたまにこういう場に参加するのは面白いと思う。

せっかく遠出してきたのでどこかに寄ろうかと思ったものの、下調べもしていないし疲れたのでまっすぐ駅に向かう。途中いい感じのカフェがあったので地図にメモだけしておいた。最寄り駅に着き、リニューアルオープンした和菓子屋さんで団子とどら焼きを買って帰宅。疲れた。明日は面接なのだが雪が降るらしい。