Endless Summer

日記や本の感想など

2024/2/17-2/18

2/17
休日ダイヤにつきいつもより少し早めに出勤。仕事を終え会社の人と飲みに行った。パエリアとか生牡蠣が出てくるような店で、大勢で飲み倒すような雰囲気ではなかったが良さそうな店だった。静かにしていようと思ったのに真ん中に陣取ってしまい、酔いに任せて調子づいてしまって後悔した。が、楽しい会ではあった。口が悪いのを治したいとは思わないが控えたい。もうすぐ辞めるつもりだから会社に対してはつい乱暴な物言いになる。どんなにその場は楽しくてもいつまでも続く繋がりはないから寂しいような、かえって気楽なような気がした。会計は13人いたのに一人8000円でびっくりした。
駅で一旦解散し二次会へ。磯丸水産に入るのは10年ぶりくらい。昔来た時も誰も食べない蟹味噌を焼いていた気がする。先輩がアプリで人狼を始め、楽しそうにしていたので帰るタイミングを失い、終電がなくなってしまった。1時間くらい歩けば帰れるようだったので歩くことにした。同じく家が近い先輩と一緒に歩きながら、引っ越したことと結婚が終わりそうみたいな話をした。「最近ドライさのギアが1段上がったような感じがしてたけど、それか」と言われた。自覚はなかったけど多分影響はあるのだろう。確かに「失うものないですから」みたいなことを言ってしまっている。重くならないように話を適当にそらした。家に泊まっていけと言ってくれたけどかえって疲れるので固辞した。時計を見ると2時過ぎだった。家のすぐ近くなのに夜中に歩くと外国みたいで、疲れているけど悪い気分ではなかった。ちゃんと風呂に入って寝た。

2/18
13時半の待ち合わせには間に合うように起きられた。頭は痛いけどてきぱき活動できるレベル。洗濯1回して外出。天気がよく気持ちがいい。初めて行く街で予約しておいたカフェは川沿いのおしゃれな店だった。中も白っぽいナチュラルな色で統一されていて今時の感じ。ポーションが少なく値段が高い感じの店だったがこういう時に文句を言わないくらいには大人になった。妻はなんとなく言葉が少なかった。後で本人が語ったところによるとクリーンすぎて居心地が悪かったそう。相変わらず酒ばかり飲んで身を滅ぼすような生活をしているらしい。毎度のことで心配する気にもならない。無駄に捨てるほど優しさが有り余っているわけではない。ちゃんと心配させてくれる人と一緒にいたい。
店を出て話しながら川沿いを歩いた。色の割りににおいのない綺麗な川だった。川のある街はいい。適当にうろついていたらおでんの旗を見つけたので行ってみる。的屋みたいなオヤジが入り口でおでんと酒を売っており、おでんも酒も500円ぽっきりとのこと。屋上に上がって食べるといいよと言うので盛り合わせと出汁割、酒を買って上階に上がると何ともないビルの屋上にアウトドア用のベンチとテーブルが置かれており、眼下の川と向こう岸の街がよく見えた。おすすめされた出汁割はあまり好きな味ではなかった。離婚届は持ってくるのを忘れたと言っていた。これは本当に忘れたのか、それとも出したくないがための駆け引きなんだろうかと思った。急ぎはしないがこちらが気を変えることはない。寒くなるまで屋上で時間を潰し解散。帰りの電車で爆睡して乗り換えを間違い、大幅に遠回りして帰り着いた。信じられないくらい疲れている。パスタとぜんざいを食べ、仮眠をするつもりでソファに横になったら5時まで寝てしまった。風呂に入って二度寝