また前回から間が空いてしまった。先週の連休明けから火水木と仕事をして、今日から連休。明日は歯医者、日曜にはワクチン2回目と夏らしい予定は一切ない。副反応がきつくても平気なように火曜も有給で休みにしておいた。ワクチンを打つ日は出勤扱いで、副反応が出た場合は特休で休んでいいという会社が世の中にはあるらしいが、弊社はそんな桃源郷ではないのだった。
東京はすでに医療崩壊をしているとネットで見たが本当なのだろうか。事故にも急病にも無縁でいたい。変異株の感染力が強く危険という話を聞くと怖い一方で、毎日のように電車に乗って会社に行き、スーパーだの薬局だのに行って買い物をしている現状もあり、矛盾を感じる。申し訳程度のウレタンマスクをしているだけで基本的な生活はあまり以前と変わっていないような気もする。対策の度合いや恐れ方にも個人差があるが、自分は油断している方ということになるだろうか。軽視しているつもりはないのだが、正直ワクチンの接種率が今より上がるのかも良く分からない（何があっても打たない人もいる）し、行動を制限して消毒をこまめにしていても、感染が収まることはないのではないか？だからといって何もしなくていいというわけではないのだけど…。どうしたらいいのか、正解が分からない。個人レベルではとにかく自分の身を守るしかない。去年は「来年の年末くらいには忘年会とかしてるのかな」と思っていたけど、だいぶ予想が外れた。これからどうなるんだろう。飲食や水商売をしている人たちは仕事がなくてお金の心配もあるだろう。コロナが落ち着く日が来たとしても、失業やら空きテナントやらばかりで、焼け野原みたいになっているんじゃないかと思ってしまう。
ようやくオリンピックが終わってやれやれと思っていたら今度は芸能人がYouTubeでホームレスを見下す発言をしたらしく炎上していた。メダルを噛むのもそうだが、毎日意味の分からないことが起きて、その度にしっかり人々がインターネットで怒っているのが呆れるような感心するような、複雑な思い。価値のある人間も価値のない人間もいないし、働いていようが子供を産もうがそんなことは関係ない。社会のために人がいるのではなくて、人がいるから社会があるんだ。社会の役に立たない人は無駄とかいう考え方はそもそも発想が逆だと思う。そういう発言を批判するのは大事だけど、ただサンドバッグが欲しいだけの人もいるんだろうなと思うとげんなりする。
妻は女性アイドルグループにはまって趣味に没頭している。2ショット写真を買ったり、会いに行くためにチケット付きのCDを何枚も買ったりしていて、とにかく出費の多い人だなと思う。自分たちは財布が別で共働き、かつ別居中という関係なので、相手がどれだけ使おうが構わないのだが、30半ばも過ぎて貯金もない状態が不安じゃないのか、全然理解ができない。コロナが心配と言いながらライブを見に九州とか大阪に毎週のように行っていて、それもよく分からない。結婚している年数だけは離婚しない限り積みあがっていくけど、中身は空っぽで数字だけが増えていく。いつか別々の場所で別々に死ぬんだろうなと思うと虚しい。
離婚してもパートナーは欲しいし、一人はさみしいので身綺麗にはしておこう、と最近よく考える。内面も大事だが外見も大事だ。年をとれば猶更で、世間の中年男性たちを見ているとますます危機感が募る。まずは細すぎる体型を何とかしようと思い、食事を増やして筋トレも続けている。
