Endless Summer

日記や本の感想など

2021/04/19(日記)

メンタルが優れない。いつからだろうか、ここ最近の平日は毎日仕事を辞めたい気持ちが溢れている。全部放り出してやめにしたい。今の会社に転職してきてからちょうど約3年で、そういう時期なのかもしれない。自分は過去に2回転職していて(正確にいうと3回だが、最初は2か月で辞めているので除外)、前の2つの職場はどちらも入社から3年で辞めている。飽きる頃合いなのだろう。1年か2年サラリーマンを辞めて、何か完全に別の仕事をしてみたい。欲を言えば何もしたくないのだが、何かしなくてはいけないのなら違うことがしたい。昔のように接客業もいいなとか、水の綺麗な田舎でパン屋でも手伝ってみたいなとか思うのだが、コロナが流行っているこの状況ではどれも無理なように思われる。人生設計が狂わされた人がたくさんいるに違いない。気の毒だ。偶然会社員でいた自分は大きな影響もなく運が良かったのだろう。それでも幸せだとは全く思えない。

会社に毎日何の仕事をしているのかよく分からない中年女性社員がいる。隣の席で見ていてもよく分からない。主に社内の事務作業を任されているようだが、1日8時間を費やすほどの作業はないはずだ。こう言ってはなんだが仕事をテキパキこなすほうではないので、単に効率が悪いのかもしれない。たまに残業しているのを見ると残業代を稼ぐためにわざと残っているようであまりいい気はしなかった。最近は定時帰りばかりだ。自分は残業が増えているので、これはこれで面白くない。大した接点もないのにどうして自分も一々反応するんだろうと思ったが、多分うらやましいのだ。何の期待もされずに決まった作業だけ任されて、終わったらすぐ家に帰れる立場が。誰にも何にも期待されたくない。一人きりで人と関わらずにできる仕事だけしていきたい。

先週後半から在宅勤務のまま週末に入ったのでひげを伸ばしっぱなしにしていたら、鼻の下に大きなニキビができた。いい年して出来るニキビの情けなさ。しかも鼻の下である。変な時間に食べたり飲酒したりしているからだろう。慢性的な寝不足でもある。会社でも眠くて仕方ない。日曜はついにお腹の調子までおかしくなったので、酒も飲まず食事も控えめにした。ヒゲも剃った。多少体調は落ち着いた気がするが、精神面は暗黒そのものだ。

「夫のちんぽが入らない」を電子書籍で読んだ。ダウンロードして一日で読んでしまった。ユーモアのある独特の文章が好きだ。普通なら重くなる話を暗くなりすぎずに展開していて、すっと読める。一人の女性の、そして一組の夫婦の尊い生活の記録だと思った。ぼろぼろになりながら、這うように生き延びたこと自体が本当にすごいと思った。夫婦関係や仕事に悩みを抱えている立場としてはとても勇気をもらった。