仕事帰りにネットで調べたカレー屋に行った。見つけられなくて商店街をしばらく歩いたが、さびれた雑居ビルの前に看板とメニューを見つけることができた。メニューはなぜか写真と文字が反転していて海外らしさが出ている。非常用みたいな階段を不安になりながら上っていくと、スマホをいじっていた店員が立ち上がって案内してくれた。店内がやたらと広い。10人掛けみたいなあまり見ない大きさのテーブルが何セットも置かれていたがガラガラだった。隣で食べていた日本人の女性客2人は仕事が大変らしく、「逃げないとヤバい」「朝つらくて起きられない時がある」という深刻な話をしていた。カレーが辛いらしく水を何度もおかわりしていたのでどれほどかと思ったが、かなりマイルドだった。ちょっと塩が効きすぎていた感はあったが油分が少なくて食べやすく、美味しかった。食べている間に来た客は全員南アジア系の外国人で完全に海外だった。土地柄こういうお店がまだありそうなので開拓していきたい。
