Endless Summer

日記や本の感想など

2021/05/30(日記)

9時頃起床。YouTubeを見ながら10時くらいまでぼーっとした。タオルや枕カバーなど白物を洗濯にかけて、ふとメールを見たら図書館から通知が来ていた。随分前に予約した小説(「流浪の月」)が取り置きできたとのこと。ちょうど朝食のパンを買いに外に出ようと思っていたので、ついでに寄ることにした。

外に出ると思ったより日差しが強く、暑い。日なたを歩いていると髪が熱を持ってくるのが分かる。図書館までは歩いて数分の距離だけど、途中で坂があることもあり、いい運動になる。予約した小説一冊ではつまらないので、レイモンド・カーヴァーの詩集を探したが、原書は置いていなかった。最近見た映画に印象的な詩が立て続けに登場したおかげで詩に改めてはまっている。日本では詩というよりは俳句や短歌の存在感が大きいと思うが、なかなか詩もいいなと思った。レイモンド・カーヴァーは「レモネード」という詩を残している。人生で起きる理不尽について書かれた詩で、暗い内容でありながら、そこに共感することで少し癒されるような、そういう感覚をもたらしてくれる詩だ。格式張っていなくて、日常的な言葉で書いてあるけど、中身は確かに胸を打つ。そういう詩をもっとたくさん読みたい。できれば原文でと思ったが、とりあえず図書館にあった翻訳版のアンソロジーを一冊借りた。これからは詩も小説もたくさん読みたいし、のんびり考えを巡らせたい。映画も見たいし旅行もしたい。仕事ばかりして資産をどれだけ築いたって、死んだら何にもならないんだ。嫌なことは本当に極力やりたくないし、何とか毎日を明るい方向に持って行きたいと強く思う。

パン屋でジャーマンポテトのせトーストとチョコチップパン、くるみ入りの食パンを買った。家に帰ってパンをかじりながらコーヒーを入れた。借りた本をぱらぱらとめくるのは楽しい。残った仕事を片付けて続きを読もう。今週末は妻が来ると言っていたが結局今日の夕方まで後ろ倒しになり、一緒に過ごす時間はほとんどない。夜は好きなアイドルの配信があるから家にいたいとのこと。勝手にしてくれと思った。