11/2～11/5
引越しのゴタゴタで携帯も見たり見なかったりの落ち着かない生活をしていた。3連休は副業を休み荷造りに専念した。新居にも立ち寄り、換気と軽く拭き掃除をした。引っ越しを口実に何度か実家に帰って食事をさせてもらった。従妹と伯母さんは引き続き滞在中。従妹とは旅の話で盛り上がり、一緒にアイスランドに行こうということになった。社交辞令じゃなくて本当に乗り気でいてくれたらいいな。だがあまりお金がないらしく、すぐ決行するのは難しそうである。従弟も誘って向こう1年くらいで実現させたい。
実家にねずみが出るのに母親がなぜか真剣に駆除しようとしておらず、訳が分からない。お金がどうとか部屋を見られたくないとか言っていたが、ねずみが出る方がよっぽど嫌だと思う。感覚が理解できない。実家は寄るだけならいいが絶対泊まれない。
11/6
引っ越しで業者が来ると数十分で部屋はからっぽになった。センチメンタルな気持ちになる。床に黒い引きずり跡をところどころ残していくのがちょっと気になったが、気が弱っているのもあり、まあこういうものか…と諦めた。新居に向かおうとするとトラックへの同乗をオファーされ、荷物もあったのでお願いすることにした。何回も引っ越ししているが隣に乗るのは初めてである。というか昔聞いた時、ルール上はできないと言われた、という話をしたところ、今回の業者もあくまで例外措置としてやっているとのこと。待機が発生すると料金を請求しなくてはいけないから、それをしなくて済むようにと配慮してくれたらしい。「正直、お客様を見て決めてますね。あんまり綺麗じゃない人とか態度の悪い人は乗せたくないので…」と本音を明かされ、複雑な気持ちになった。自分が悪く言われているわけではないからいいんだけど。新居でもあっという間に終わった…はずが、洗濯機が洗面所のドアを通らない。ドラム式洗濯機の横幅がドア枠の寸法より1センチちょっと大きい。物理的に通らない。ちゃんと測ったはずなのに、かなりショックだった。自分の手際の悪さにがっかりする。ショックを受ける間もなく、とりあえず洗濯機はドア外の空いているところに置いてもらい作業終了となった。この洗濯機は妻が独身時代に義母から買ってもらって使っているもの。入らなかった話をしたら妻が引き取って使うという。その手配をしながら自分の洗濯機も探して、荷ほどきもして…と混沌であった。夜、近所でコインランドリーを回している間に外食。うまい・安い・多いみたいなレストランを見つけた。
11/7
雨のせいか部屋が変わったせいか外に置いてある洗濯機のせいか、全然眠れなかった。あと部屋が妙に暑い。徹夜明けのような状態で午前だけ出勤した。4日分のメールやライン等が溜まっていて気が塞いだが、見かけほどボリュームはなく何とか表面上は片付いた。明日でいいことは明日やろう。午後から退去の立ち合いがあるのでさっさと退勤。せっかくなので昼は旧居近くのよく行ったそば屋で定食を食べた。来たければいつでも来られる、と自分に言い聞かせる。何もない旧居はやはり綺麗で広かった。家自体のスペックが圧倒的にいいから当たり前なのだが。自分のものでもないのに執着しているのは妙な感じがする。管理会社のチェックでもほぼ問題なさそうだったが、壁に1か所傷が残っており、多分引っ越し屋が付けたと思われる。クロス貼り替えで敷金から引かれないことを祈るのみ。帰ってからは自分用の洗濯機をネットで探しながら荷ほどきをした。ソファとテーブル、テレビを設置したらようやく一息つけるようになった。
