Endless Summer

日記や本の感想など

2024/3/4

いつもより早く6時半頃起床。ベッドの中でWEBマンガを1話読んで起き上がった。朝を食べている暇がない、と思いつつ餅を1個焼いて緑茶を入れた。いつもより早く反対側の電車に乗った。これまでオフィス街で勤めたことがないので新鮮だ。ちゃんとした身なりをしている人が多い。毎日ぱりっとしていないといけないのは大変だろうと思うが、張り合いがあっていいかもしれない。

早く着きすぎてビルの前で少し時間を潰してから上階へ向かう。みんなエレベーターホールのかなり手前で待っているのでなぜかと思ったら、6基くらいあるエレベーターのうち、次に止まるところに係員の人が誘導してくれるのであった。まるで高級百貨店だ。気後れしながら乗る。受付に行くとデパートのようないい匂いがして、いかにもオフィス街の受付といった女性に出迎えられた。めちゃくちゃ金がかかっている。人事に案内された先はガラス張りの会議室で、入る前から3人の面接官が見えた。人事も入れると4対1となり、プレッシャーを感じる。深堀りする質問が多く疲れた。後半はやや詰めの甘い回答になってしまったのと、全体的に先方の求めるレベルに達していない感があるので厳しいのではないか。今の会社と同業だがレベルが違う。

面接後にショールームを案内してもらった。最新鋭のおしゃれなオフィスではあるのだが、果たして本当にこれでコミュニケーションが促進されるのか疑問な部分もあった。席は仕事の内容に合わせて自由に選べるという触れ込みであったが、絶対仲のいい人の近くにだけ座るようになるし、積極的に知らない人と交流しようなんて思うだろうか?年が近ければあるかもしれないが、世代や性別の差を埋めるほどの仕組みではないと感じた。若い人が一つの大きなテーブルに固まっており、学校みたいだった。表向きの思想はさておき、一等地で流行をおさえた最新の家具に囲まれて、広々とした空間にコーヒーマシンもウォーターサーバーもあるようなところで働くのは気分が良かろうとは思う。一通り見回って退館した。どっと疲れた。ここで働いたとして馴染めるのかどうかあまり自信がない。「新製品開発であちこちを飛び回る仕事です」と言われたのが気になる。出張は別に構わないのだが頻繁となるとあまり気は進まない。性格的な適性はないように思う。

スーツのままどこかに寄るのも嫌でまっすぐ帰ってきてしまった。だんごを買って帰宅。とりあえず頭を切り替えて明日の面接準備をする。途中眠すぎて30分ほど昼寝。ネットをしていたら夜になった。筋トレを少しだけして疲れたので中止。いま必要なのは睡眠だ。