Endless Summer

日記や本の感想など

2024/3/15

有給を取って面接を受けに行く。家からそこそこ近いので普段よりむしろ時間に余裕がある。しっかり寝て臨もうと思ったがプレッシャーがあったのか眠りが浅かった。

面接は3対1の形式。目新しい質問はなく順調だった。転勤の話をされるまでは。前情報では海外も含めて転勤があるかもしれない、だったのが、1年目で転勤はないがその後にあるとすれば海外になる、具体的にはマレーシア、と言われた。国名まで出てくるくらい決まっている話なのだろうか。なぜマレーシアか聞いたら欠員が出たためという。その場ではとりあえず無理という話はせず面接は平穏に終わった。感触としては悪くなかったと思う。

帰ってコーヒーを飲みながら海外駐在について考えた。実際どうなのだろう。期間が決まっていればやれないこともないような気がする。仮に無期限となると人生全体に影響してくる。というか結婚(パートナー探し…どういう言い方をしてもキモくなってしまう)はどうしたらいいのか。離婚してまた新しい人を探そうと思っていたのが入社2年目から海外の可能性あり、というのは結構なハードルのように思う。現地で馴染む努力をしてもいずれは日本に戻るわけで、生活が何度もリセットされることになる。ポジティブな点としては金銭的なメリットがあることと、ある意味貴重な体験ができること、履歴書的にも強い材料だからもし将来また転職があっても有利になるということは言える。子供もいないし友達もほとんどいないんだから別にどこにでも行けばいいんだ、という気持ちもある。しかし海外に行ったことはあっても住んだことはない。自分がやれるのかどうか判断できない。赴任候補地の名前を検索したら「●●● 呪術廻戦」と出てくるので何かと思ったら、七海が死ぬ時に行きたい場所として挙げた町だった。それを知ると行くのもアリな気がしてくる。YouTubeで見る限りは南国の田舎という感じであった。

エージェントから電話があり、面接の感想を聞かれたので海外転勤の話をしたら、実際のところを確認するための面談をしてはどうかという。合格後であれば結果にも影響はないというのでまずはそこで聞いてみることにする。もう1社の面接も受けて考えよう、と思っていたら夕方にまた連絡があり、もう内定が出たとのこと。早すぎて計画が狂う。条件は想定以上に良く、海外転勤の話がなければ即受諾するような内容。細かいところでは借り上げ社宅に制限があり、今の家は条件を満たしていないのは気になる。最悪また引っ越し。しかし社宅にしなくても今より年収は上がるので、いずれにしても問題は転勤の部分。

一日中同じ問題をぐるぐる考えすぎて疲れた。内定が出たのはうれしいというよりまず1ステップクリア、という感じ。喜ぶ前にまだやることがある。