何かあるとまずグーグル検索をかけるのが習慣になっている。グーグルに限った話ではなくて、例えば天気ならスマホアプリを見るし、買い物ならアマゾンのレビューを見たり価格コムを見たりする。色んなサイト等を使ってまずリサーチ、というひと手間が自分の中では定着している。
これが本当に「ひと手間」だけなら問題ないのだが、実際は10手間くらいかかっていると思う。検索にめちゃくちゃ時間がかかる。ネットフリックスとかSpotifyみたいなサブスクを使う場合はどれだけ使っても定額だからあまり下調べはしないけど、数千円の物を通販で買うのに類似品を延々と比較検討してしまって、いつまで経っても買えないなんてことはしょっちゅうある。結局調べ疲れて買わなかったりすることもある。それほど違いなんてないんだから、思い切ってぽんと買えばいいのにと思うものの、貧乏性なのか、ベストなものを選ぼうとしてしまう。何でなんだろう？
ひとつ思ったのは、失敗が怖いのかなということ。買い物であれば、入手した商品が自分の求めていたものと違った場合、「もっと調べておけば買わなくて済んだのに！」となるのが怖いのではないだろうか。情報はいくらでもネットに転がっているので、努力（検索）次第で失敗を避けられると無意識に思っているのかもしれない。車や家を買うのならともかく、日用品レベルのものなら検索する時間がもったいないので、あまり考えすぎないようにしたい。
どうも買い物だけでなくて、あらゆるものを調べすぎているような気がする。もっと勢いで生きていきたい。バンジージャンプとかしてみたら性格が変わるのだろうか。飛ぶ前に安全なツアーを念入りに調べてしまいそう…ネットは便利だけどもう少し上手く付き合いたいものです。
