Endless Summer

日記や本の感想など

2024/3/21

有給の日。午前中にコーヒーを買いに出た。まだ風が強くて嫌になる。

内定先とWEB面談をした。2年目から海外は基本的にないとのこと。現時点で計画があるわけではないが、数年ののちには可能性があるという話であった。赴任期間は大体2〜3年という。とりあえず即海外ではないことが分かってよかった。しかし借上社宅の家賃上限は調整できないと言われた。今の家は若干上限を超えているから社宅にできない。引越し費用も浮くしメリットがあるかと思うのですが...とやんわり言ってみたがダメであった。

面談後、物件の管理会社に電話した。事情を話して頼み込んだところ、会社向けには家賃を下げて、上限を超えた分は個人の口座から引き落としにできるらしい!何でも言ってみるもんだ。引っ越しが本当に憂うつだったから助かった。部屋でガッツポーズしてしまった。内定より嬉しいかもしれない。交渉して思い通りに事を運んだという充実感がある。

後は英語面接を終えるだけ。会社は都心の一等地のすごいビルに入っていた。金を持っているのが一目で分かる。一次の面接官が案内ついでに今日の面接について説明してくれた。面接前にブリーフィングしてくれる会社は初めてだ。不思議な感じ。ちょうど新卒の採用もやっているらしく、言われてみれば学生っぽい出で立ちの人がちらほらいた。

会議室には日本人の面接官が1人だけおり、もう1人は海外から外国人がリモート参加という形式であった。「私の英語の方が拙いと思うのですが...」とハードルを上げられキツかった。詰まったり大混乱するような状況はなかったように思う。事前の備えが上手くはまっていた。終わった後も一次の面接官が迎えにきてくれ、出口まで見送ってくれるという丁寧ぶり。低姿勢すぎて理由が気になってしまう。営業出身の人なんだろうか。良さそうな会社、良さそうなポジションでやや未練は残るが、やはりもう1社の方が合っているように思う。

これで転職活動は終了。いい条件で家に近い会社から内定をもらった。引っ越しもしなくていい。英語面接もやった。これで今回の面接が合格であれば満点。そのまま飲みに行きたかったがスーツなので帰って家で祝杯をあげた。そうして酒を飲んでふとメールを見たら合格の連絡が入っていた。今日は気持ちよく眠れそうだ。